マイクロスコープを用いた治療とは
正確な診断と精密な治療を実現する治療法です
マイクロスコープとは、手術で用いる実態顕微鏡のことです。耳鼻科、眼科、脳神経血管外科、形成外科など、精密な治療が要求される医療現場で普及していますが、歯科での導入率は低水準にとどまっています。
歯科治療はとても緻密なものです。にもかかわらず、これまでは経験と勘に頼って治療されることが多い現状にありました。最近では拡大鏡を使うことで、以前より細部の診査診断、治療が行えるようになりましたが、最大24倍もの高倍率で診察ができるマイクロスコープにはかないません。当院では、保険診療、自由診療に関わらず、必要に応じてマイクロスコープを使い、より精度の高い治療を患者様にご提供しています。
マイクロスコープ画像は患者様にもご確認いただけます
マイクロスコープを用いて診察すると、歯の根の状態や治療の状況を高倍率で確認し、記録することができます。記録した画像は患者様にもご覧いただき、お口の状況や治療経過の説明に活用しています。患者様がご自身の治療について理解をしていただき、問題点や認識を共有することで、これまで以上に安心して治療に臨んでいただくことができます。
一方、マイクロスコープで精密な治療を行うためには、どうしても時間が必要になります。治療に時間を要しますが、治療の精度が高いため予後がよく、再発予防にも効果的です。
マイクロスコープを用いた治療
- 歯内療法（歯の根の治療）
- 歯周治療（歯周病の治療）
- 修復治療（詰めものや被せ物の治療）
- 外科治療（歯周外科やインプラント治療）